非定型抗酸菌症治療記録
- お断り
私は医学を専門とする人間ではありません．よって，本ページには医学的知識が欠如していると思われる部分や医学的に誤りであると判定できる部分があるやもしれません．また，本ページは私個人の感染症治療について紹介するもので，私の個人的なメモあるいは記憶にもとづいています．非定型抗酸菌症一般に関したことを述べているつもりもありません．あらかじめお断りしておきます．
- 非定型抗酸菌
「抗酸菌」の代表例は結核です．私が感染した非定型抗酸菌も抗酸菌の仲間ですが，結核とは違い人から人に感染しません．また，非定型抗酸菌は水，土，空気中の埃に含まれています．発病率は10万人に数人の割合といわれ，最近では増加傾向にあるようです．結核のように特効薬はなく，外科的な手術で病変部を切除するのがもっとも確実な治療法のようです．
- 検査
呼吸器（肺）の病気診断は難しいようです．私の場合は2種類の検査を受けました．当初検査をすれば病気が特定されると思っていましたが，大きな間違いでした．また，検査が患者に負担をかけないのであればよいのですが，そうではありません．検査をしても容易に診断がつかないとか確定の診断できない可能性があることを覚悟しておかなければならないようです．
- セカンドオピニオン
7月中旬から検査を開始し，8月下旬の段階なっても病気が特定されないため，セカンドオピニオンを求めようと真剣に考えました．こわい肺ガンの可能性が完全に否定されていないからです．しかし，また新たに検査をやり直すには時間も必要ですし，セカンドオピニオンを求めるべく病院も特定できていないことから，あきらめることにしました．結果的に，病気は非定型抗酸菌症でしたので，ガン専門の病院での受診は不要だったので，安心しましたが，難しい判断には違いありません．
- 感染症検査から完治までの経過
私の病気発見から治療，完治までの経過を表で示します．
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